宇宙計画研究について

日本の宇宙活動は、グランド・デザインがないといわれます。しかしそれは日本にかぎったことではありません。 スペース・シャトルという再使用型輸送系が幕をおろし、国際宇宙ステーション(ISS)への輸送に COTS(Commercial Orbital Transportation Services:商業軌道輸送サービス)が登場しました。 人員の商業輸送に向けたCCDev(Commercial Crew Development:商業有人輸送機開発)もはじまっています。 しかしそこから先、アメリカはなにをめざすのか、ヨーロッパはどうするのか、ロシアはどのような方向へ進むのかなど、 世界の宇宙でも不透明な部分がきわめて多いのも事実です。  日本は科学技術立国であり、宇宙開発先進国です。宇宙という領域において、どのような活動をしてゆくのか、 どのような文化を構築してゆくのか、そしてどのように進めてゆくのかという大きな枠組み、 すなわちグランド・デザインを提示しなければなりません。